今日は久しぶりにエネルギー相場でサヤ取りをしました
サヤ取りというのは馴染みがないという人がほとんどだと思いますが、機関投資家を中心にサヤ取りを取り組んでいる人は多数います。
サヤ取りというのはどういう仕組みかというと同じような商品に価格の差がある場合、その価格差が拡大するのか縮小するのかを予想して取り組む方法です。
具体的にいうと、たとえば価格差が拡大するのだとすれば、価格の上昇がより見込める商品の買いポジションを取り、もう一方の商品で価格の上昇があまり見込めない商品で売りポジションを作るんです。
なんでこんなことをするのかというと、相場というのは材料によって激しく動くものですが、その動きに左右されず、商品の価格差だけをみていればいいため、比較的安全な取引だからです。
たとえば、どこかで戦争が始まったとか、OPECが増産を決定したとか、そういうニュースに左右されないということですね。
特に、エネルギー相場の場合、季節性があるため毎年同じようにサヤが変動するため、サヤの変化が予測可能なんですね。
今の季節は秋ですが、今後、冬にかけて暖房用の灯油の需要が増えて、シーズンオフであまりクルマを旅行用として使わなくなるため、灯油とガソリンのサヤは拡大方法に動きます。
そのため、灯油買いガソリン売りのポジションを取れば良いということですね。
これが春になって夏に向かう場合はその逆をすればいいということです。
これは簡単そうでしょ?
わたしはこのエネルギー相場のサヤ取りだけで生活していた時期がありました。
でも、なぜかこれをやる人があまり多くないのですね。
なぜでしょう?
商品相場自体があまりイメージが良くなく馴染みがないという理由もあるでしょう。
私は今年から来年にかけては、この商品相場でのサヤ取りと仮想通貨に取り組もうと考えています。
とりあえず、今日に関しては東京灯油2月限買いと東京ガソリン2月限売りを二枚ずつ仕掛けました。
今日の値洗いは七千円のプラスで終了しました。
スタートとしては順調だと思います。
明日も順調に目論見どおりにサヤが動くといいですね。
わたしも今は無職のため、色々と研究をすすめたいと思います。