年金問題を考える
いま、非正規労働者は労働者全体の4割くらいはいるんだって。
正社員とかは社会保険の加入を義務化されているけど、非正規労働者は社会保険に加入してないケースも多い。
フルタイムで働いている人は、会社は社会保険に加入させる義務があるんだけど、会社がお金をケチって加入させないケースも多いんだよね。
これは完全に違法なんだけど、国もなんの手も打てない状況です。
無理矢理社会保険をかけさせたとしても、それで会社の経営が成り立たないで、結果として労働者を解雇するのではなんの意味もないですからね。
もちろん、本人もお金がないから社会保険料なんか払えないよってわけ。
病気になったり、怪我をしたり、老後はどうすんのってわけだけど、若いうちはそんなの考える余裕もないってわけだよね。
若いうちは日雇いでもなんでも仕事があればさ生活はなんとかなる。
しかし、歳を取ってくるとそれがどうにもならなくなってくるよね。
これは深刻な問題だ。
社会保険料なんて払わなくても、いざとなったら生活保護でいいだろという考えの人も多い。
実際、非正規労働者が自分で国民年金をかけても将来的には月七万円くらいの支給額にしかならないと言われている。
それなら、確かに生活保護を受ける方が得だよねって話になる。
生活保護になると海外旅行には行けないとかデメリットはあるけど、そんなのそもそも非正規労働者にとってはデメリットにも何にもならない。
そうなると、年金を真面目に払ってるのはバカだよねーって話になるわな。
非正規労働者なら、もちろん結婚はしてないし、子供もいない、親はとっくに亡くなってるとなると、支援する人も誰もいない。
こういう場合は本人が働けないなら、確実に生活保護は受けられます。
もちろん、それには膨大な税金が投入されるのですよ。
企業が正社員を雇わないで非正規労働者にすることで、将来的に大きなつけを払うことになるんです。
企業も目先の儲けばかりを考えて、人件費を削減すべきではないんですね。
理想的なのは、みんなが豊かになって消費が拡大することです。
そうすれば景気も良くなるのだからね。