良いカメラで写真を楽しみましょう
ちょっとカメラ趣味について書いてみたいと思います。
男性、女性の方も写真で楽しんでいらっしゃる方は多いと思います。
最近は、スマホのカメラ性能も良くなってきたので、わざわざ言わなければスマホで撮ったとわからないような素晴らしい写真を撮っていらっしゃる方もいます。
そのため、最近はコンパクトデジカメの売れ行きがあまり良くないようですね。
これは、写真の楽しみ方で、プリントしないでスマホでSNSなどで共有するというパターンが多いことが関係しているのでしょう。
では、写真はスマホで十分なのでしょうか?
そうとも言い切れない部分はあると思います。
やはり、写真を本格的に楽しみたいのであれば、高級コンデジやミラーレス一眼レフの出番はあると思います。
たとえば、ご家族の写真を撮りたいという場合、お子様の運動会とか発表会で望遠が必要だと言うのに、スマホでは上手く撮れませんからね。
このさい、フルサイズの一眼レフのことは忘れてしまいましょう。
カメラの性能が良くなってきたことで、フルサイズの一眼レフを買う必要性はあんまりないからです。
フルサイズの一眼レフというのは、昔のフィルムカメラの時代からの遺産で、センサーサイズが35mmのままなのですが、現在は小型軽量化の技術が進んだため、35mmというサイズにこだわる意味はないと言えます。
画質とセンサーサイズの関係ですが、一般的にはセンサーサイズが大きい方が画質の点で有利と言われています。しかし、プロカメラマンがポスターでも作るというのでなければ、その差はほとんど問題になりません。
お父さんが家族写真を撮りたいというのなら、ミラーレス一眼で一番小さいマイクロフォーサーズのカメラで十分だと思います。
カメラ本体だと、フルサイズの一眼レフだと五万円の予算ならば、中古品じゃないと買えませんが、マイクロフォーサーズのミラーレス一眼ならば、新品を買えるのは大きいと思います。
あと、レンズの大きさも小型軽量化できますし、もちろん値段もお手頃です。
マイクロフォーサーズのミラーレス一眼レフだと、4K動画も撮れるし、画素数も1600万画素あるので十分だと思います。
ユーチューバーの皆さんが使っているのもマイクロフォーサーズのPanasonicが出しているLUMIXというカメラが多いんですよ。
画素数が大きいほど性能がいいと思っている方も多いのですが、テレビやパソコンで見るとか、プリントでもA4とかA3までしか引き伸ばさないというのなら、1200万画素もあれば十分なのです。
それ以上大きい画素数だとストレージも消費してしまうという問題もありますが、かえって画質が悪くなるという弊害もあるのです。
というのは、画素数が大きすぎるというのは六畳の部屋を三畳ずつに分割すると狭すぎて住めないという問題に似ています。
センサーというのは光を受ける部分になってくるのですが、その面積が小さすぎると、薄暗い場所での撮影に不利になってしまうのですね。
むしろ、画質にこだわりたいのであれば、画素数よりもレンズにこだわるべきです。
レンズというのもピンからキリまであります。
一般的には安いズームレンズよりも高価な単焦点レンズの方が画質は良いためおすすめです。
撮り比べてみれば、単焦点レンズの方がくっきりはっきり、色の出方も良いと実感できると思います。