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日本の今後の景気について

金曜日の日経平均は続落で418円安で引けましたね。

理由は色々あると思うんだけど、やっぱり世界的に景気の先行きに対する不透明感があるんだろうね。

ちなみに、株というのは景気の見通しに対して同じように動くのではなく、景気の動きに先行して動くものがありますので、そういった株に注目しておくのも一つの方法です。

これは企業の動きに関係しています。

企業は商品の生産を通じて景気にいろんな影響を与えてます。

まず、企業活動が活発になると銀行で資金を調達して設備投資をしたり生産に必要な資材を調達します。

そうして、商品を生産して倉庫に在庫を積み上げて商品を売って従業員に給料を払います。

従業員は消費者でもありますから、小売店で商品を買うという形で循環するわけです。

資本主義ではこうした形での景気循環というのはかならず起こります。

そのため、好景気が永遠に続くということはありません。

なぜなら、企業はより多く儲けようとして商品を生産しますが、これはどこかでかならず頭打ちとなって、供給過剰となり、供給に対する需要が減るからです。

資本主義では好景気と不況の循環というのはかならず起こるのですね。

つまり、景気の動きに先行して株価が動くのは金融とか資源関係であり、1番最後に動くのは消費関連であるわけです。

ここのところはとても大事なのでおぼえておいてください。

これさえおさえていればある程度の予測はできますからね。

ちなみに、資源関係で言うと、石油価格がどんどん下がっています。

一般的には資源の価格が下がれば商品を生産するコストが下がり、企業の利益が増えるため、企業活動に有利とされています。

しかし、この資源の価格が下がっている原因が、資源の需要が減っていることによるものでしたら、やはり、景気の動向にはかなり影響されていると思われます。

ちなみに、景気の動向で注目されているのは中国ですが、中国の統計はまったく信用出来ないと言われていますので、世界の工場である中国の動向は資源の需要に注目すべきです。

わたしは金融や資源関連の株価をチエックしてみたのですが、去年の2月で天井をうって、株価をが下がり続けているというのが多かったです。

日本政府はアベノミクスの成果を強調していますが、世界的に見ると中国やアメリカの景気が良かったことに助けられていた面が大きいような気がします。

去年からの株価の暴落の原因として、中米の貿易摩擦を指摘する人が多いですね。
もちろん、その影響も大きいとは思いますが、株価の推移を見るとそれだけではないとわかります。

去年の年末から株価が下がったことで、今は我慢して耐えている投資家も多いとは思いますが、この株価の下落は一時的なものと考えるのは危険なのではないかと思います。

ここは一旦撤退して、株価が落ち着きを見せたところで再び買いに回るのがいいでしょう。

ただ、景気というのはオリンピック以後は不況のになるというのが経験則であるため、再び株を買いに入るタイミングというのはかなり難しくなるでしょうね。