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中国と競争しなくてもいい理由

なんか、あなた社長さんに騙されていませんか?

あなたの給料は中国と競争しなければならないので、上げられませんとか言われてますよね。

 

アメリカなら中南米、ドイツなら東欧、ロシアなど、近隣の経済圏で賃金が安い国をかかえているのに、ロシアとかメキシコと競争しなければならないなんて話は聞いたこともありませんよね。

 

むしろ、ここ30年間はアメリカ人もドイツ人の給料も上がっており、先進国で人件費が下がり続けているのは、日本だけです。

 

アメリカもドイツも、賃金が安い国にできることはそういう国にまかせて、先進工業国はその国でしかできないことをやっているんです。

 

だから、先進国は新興国と競争する必要はぜんぜんありません。

 

たとえば、家電に関しては先進国で作っている国はほとんどありません。

そういうことは新興国に任せているのですね。

 

ところが、日本に限っては過去の成功体験にしばられて、もう時代遅れのビジネスモデルにしがみついていて、先進国がやるべきことをしていないことが問題なのです。

 

中国の人件費が安いから、日本人の給料も上がらないなんて考えにとらわれてしまって、真実が見えてこないのが、日本人の問題なのです。

 

日本が競争すべき国はドイツやアメリカであって、中国ではありません。

 

たとえば、世界的には中国製のスマホは人気で日本製のスマホはあまり売れていません。

 

だからといって、悲観する必要は全然ないのです

 

というのは、中国というのは、先進国からパーツを輸入して組み立てているだけだからです。

 

中国というのは、基本的な部分で先進国に依存しているのです。

 

中国製のAndroidスマホの基本的なソフトはGoogleががっちりと抑えているし、パーツに関しては日本製を輸入しています。

 

つまり、日米はスマホの基礎的な部分でがっちりと儲かる仕組みを作っているので、中国が発展しても何も恐れる必要はないのです。

 

中国が儲ければ、日米も儲かるからですね。

 

実際、日本製品の品質の良さは中国人も認めているところであり、中国人が日本で買い物三昧をしているというのは、よく聞く話ですよね。

 

その品質の良い日本製品を安く売るというのが、そもそも間違っているわけです。

 

良いものを高く売らないで、どうして儲かるというのでしょうか?

 

たとえば、日本でハンバーガーを二百円で売るのと、アメリカで同じハンバーガーを三百円で売るのとどちらが儲かるでしょうか?

 

そんなの、小学生でも分かる話ですよね?

 

日本の労働者は、ドイツやアメリカの労働者と比べて劣っているわけではありません。

その日本の労働者に高い給料が払えないのは、経営者がバカだからであって、労働者の問題ではないのです。

 

日本は、高品質高価格の製品を売ればいいだけで、中国みたいに安く売る必要はぜんぜんないのです。